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斎藤の<国語の頭脳>教室
わたしは、<国語>でサピックスに勝った! |
わたしは、サピックスに<国語>の指導で勝った。
一匹狼でプロ家庭教師業や小さな教室を営んでいる先生方は多くいると思う。皆、それぞれ、固有の信念を持たれ、日々、業務に着かれていると思う。しかし、このサピックスの<存在>は、無視するわけには行かないであろう。
サピックスに関する著作、また、サピックスの問題集はインターネットでオークションに出され高値が付いているという。
ひとつの社会現象と言っても過言ではないだろう。
わたしの小さな教室に、インターネットを見ましたと電話がかかって来た。小4年生から、サピックスに通塾しているが、国語の偏差値だけが壊滅状態で、何とかして頂きたいと言う、依頼であった。
お聴きすると、サピックスの偏差値で32程度を前後しているという。
わたしは、お会いし、事情をお聞きした後、国語学習の依頼を引き受けた。
何と二ヶ月間の指導で、サピックスの偏差値が53まで上がったのである。もちろん、そのお子様は、小6年生で今年度中学受験をされる。
わたしは、驚きはしなかった。
マイペースにやるべきことをやったからである。
何も特別なテクニックやその他の解法も教えてはいない。
それでは、なぜ、偏差値がこんな短期間に20アップしたのであろうか。むしろ、そちらの方に目が向く。
サピックスにおける、スピード感あふれる授業、生徒様に与える緊張感、生徒様に植え付けようとする競争意識、また、時間内に、生徒様に「できた!」、「わかった!」という達成感を味あわせる「パフォーマンス」が、逆に、<負>の<原因>となったと思われて仕方がない。
juken_saito@cure.ocn.ne.jp
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