まゆみ先生の<論説・説明文>の解法! | ||
だから、徹底して刷り込むように指導します。 決して厳しくという意味ではなく、生徒様の性格に合わせ、また生徒様の理解度に合わせ、何度も繰り返し学習を行います。 一度身に着くと、得点を支えることができます。 論説・説明文には、(特に論説文)は筆者の主張が問題文の中に必ず書かれています。 内容は、上位校になるほど難しい内容になってきますが、よく読むと、大まかな内容をつかむことが出来ます。 もちろん、1回、2回の練習問題でその要点をつかめる生徒もおりますが、そう簡単ではありません。 だから、繰り返し、色々な書かれている論説・説明文の練習問題を通して体得してもらいます。 つかみ方のポイントの一つは、接続詞をしっかり押さえることです。 次に、指示語がどこを指しているかをつかむことです。 少し複雑な問題では、指示語がすぐそばにあるとは限りません。 あったと思えば、実はそのまえのことを示しているということも多々ありますので、一文一文を丁寧に読むことはもちろんですが、「そこ」「そのことは」「これについては」「それは」などがでてきたら、それをその都度線、矢印を使って、書きこんで、自分なりの印をつけておくことが、設問を答える際に、すぐにその場所に戻れます。 選択肢問題では、問題文に書かれていないことを外していくと自ずと解答は一つに絞ることができます。 ここは、得点源になるところですから、はずさないようにしましょう。 とにかく、物語文同様に文章を丁寧に読むことで、習得できるようになります。 次に、記述問題です。50字程度のものから160字程度のものまで幅広くあります。 ここで、字数に圧倒されないことが大切です。 設問をよく読んでみてください。 「自分の言葉で説明しなさい」というような問題ほとんど出てきません。 (この手の問題の解法は別途また別のページにて解説いたします:現在執筆中) そこで、次に大切なのは、設問の意味、意図を正しく理解し、何を答えればよいかということを考えましょう。 出題者にどのように解答すれば、点数がもらえるかということを意識した解答をすることです。 記述の場合、模範解答のように解答出来る生徒は、本当にほんの一握りです。その模範解答を目指しながら、簡単に点数に結びつけることができることがあります。 それは、問題文の中に答えがあるということことです。
筆者の主張やまとめの段落に凝縮されています。もちろん、一つの文章の中に1つということはなく、多少はちりばめられています。 そこで、指示語、接続詞の次に注意して読みたいのが、「キーワード」です。「キーワード」は文中に良く出てくる言葉です。それらがどこにちりばめられているかを探しましょう。 もちろん、一読目で気がつけば、その時々に線を引いておくと、後でまとめる時に楽になるでしょう。 さて、いよいよ記述です。 初めは、字数をあまり意識せずに、前述で読んで印をつけておいた所が中心分、主張部分です。これらを自分の言葉でまとめるのではなく、まずは文中で使われている言葉で要約してみましょう。 長すぎたら、重複している部分を削ります。 短い時は前後から多少加えます。 これが出来るようになると、論説・説明文に関しては、ほぼ点数が良ければ8割方取れるようになります。 そうなると、国語の成績で100点前後を安定して取れるようになりますし、一気に偏差値60が見えてきます。 もちろん、1回、2回の指導でできるようになる生徒は少ないですが、繰り返し学習によって、実際に90〜110/150点を安定的に出せるようになった生徒がおります。 論説・説明文は確かに難しいのですが、苦手意識をちょっと脇に置いて、少しずつ、簡単な問題から練習することで必ず克服できます、そういう慣れも必要です。 |
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